黄秋生 Stage



香港題英語題
00螳螂捕蟬To kill or To Be Killed謝君豪との二人芝居。
脚本・潘惠森の「昆虫系列」の一作。主催・香港新域劇團
日本では未翻訳。

殺し屋二人の物語。
秋生哥はベテラン、謝君豪は新人の役。
秋生哥のシャワーなどサービスショット⁈あり。

04家庭作孽A Small Family Business秋生哥は客演で主演。
脚本・Alan Ayckbourn 演出は毛俊輝
主催・香港話劇團
日本では未翻訳の模様。

コメディなんだけど娘二人とのやり取りがほのぼのしたわ~

12極地情聖Enigma Variations梁祖堯との二人芝居。
脚本・Eric Emmanuel Schmitt 主催・大舞台劇團
日本では「謎の変奏曲」の題名で17年に上演。
初演のフランスではアラン・ドロンが演じた役を橋爪功が。相手役は井上芳雄。

元々脚本では老作家と若い記者の話。
香港版では秋生哥が作家、梁祖堯が記者。
隠遁した作家の元へ記者が訪れるところから始まるが、この二人だとそれほどの年齢差は感じない。

14EQUUSEQUUS張敬軒がアラン役で共演。
秋生哥は精神科医の役。
香港だから、なのか、張敬軒だから、なのか。全裸シーンは目立たないけど下着着用。
脚本・Peter Levin Shaffer 
日本では劇団四季が上演。
アランを市村正親が演じたのを1970年代に観た記憶が…。

秋生哥の主催する「神戯劇場」の第1作。

15狂揪夫妻God of Carnage呉君如共演。
呉君如と秋生哥が夫婦役、もう一組は潘燦良と神戯劇場の演出家でもある甄詠蓓。
脚本・Yasmina Reza 

日本では「大人は、かく戦えり〜Le dieu du carnage」の題名で11年に上演。
秋生哥・呉君如夫妻の役を段田安則と大竹しのぶが、もう一組を高橋克実と秋山菜津子が演じてます。観たかった!

16狂揪夫妻・二度勁揪版God of Carnage再演。秋生哥の妻役が呉君如から蘇玉華に変更。
他のキャストはそのまま。

この時は観に行けなかったので詳細不明だけど、キャストもスタッフもほぼ変わりないのであまり変わりはないと思う。
その後、たしかこのキャストで神戯劇場初の海外公演をシンガポールで行ってる。

 仲夏夜之夢A Midsummer Night's Dream余安安共演。
オベロンさまが秋生哥でタイターニアが余安安。なかなかの迫力でした。
恋人たちのうちハーミアとヘレナ役の楊淇と韋羅莎が良かった。楊淇は陳艾嘉の映画「20 30 40」にも出てた女優さん。韋羅莎は香港演藝學院出身だけあってむちゃくちゃ上手かった。
シェイクスピアの古典・真夏の夜の夢。演出は甄詠蓓。

2020年にcovid-19による景気低迷で舞台・映画が壊滅的打撃を受けたのを受け、香港演藝學院出身者を支援するためにチャリティでネット配信されました。

17搞大電影Speed-The-Plow林海峰共演。
ほぼ林海峰(ジャン・ラム)と秋生哥の二人芝居。もう一人の出演者は韋羅莎。
映画プロデューサーの秋生哥の元に脚本家のジャンが売り込みに来る。
ジャンが「売れる映画を撮るには役者が大事、ここはやっぱり周潤發を使いましょう!」
二丁拳銃を構えて撃ちまくる。(上着の裾を手で動かして)翻るロングコート!
「發哥を使うんだったら監督はジョン・ウー(呉宇森)にしましょう。もちろん鳩も飛ばす。」
ずっと喋り捲り。この辺、原作ではハリウッドの俳優や監督に名前が出てると思うんだけど。そっちも観てみたい。

脚本・David Mamet 日本では未翻訳の模様。

18夕陽戰士Xiyang Zhanshi(Sunset Warrior)秋生哥が藝術總監と共同脚本も担当。
脚本・龍文康。英語?題名が中国標準語の発音表記なのは何故なんだろう…
ポスターの題字は秋生哥の書です。

40歳を過ぎて同級生の葬儀で久しぶりに会った幼馴染。あの頃は希望にあふれていたのに…
俺たちの最期の生きがいは恩師の遺志を継ごう!
今回は秋生哥は恩師の福sir役でメインは幼馴染4人組。
この4人組がほぼドラえもんの登場人物っぽい造形。
で、話が過去と現在を行ったり来たりするんですが、暗転で数分で入れ替わる。シャツを着替えたり眼鏡かけたりするんだけど、ちょっとわかりにくい。が、鄧智堅と言う役者さん雄仔(香港でののび太の名前)役の人は一瞬で表情が変わる! すごかった。

ところで。
恩師の遺志と言うのが尖閣列島に上陸するというもので…
日本人としてはいろいろ複雑だったよ。

19尋常心The Normal Heart客演。主演は梁祖堯・徐天佑。
脚本・Larry Kramer
アメリカの舞台劇でその後、映画にもなった。
初期のエイズを扱ったもので映画は無茶苦茶ハードだけど、舞台では一切なし。
ただし、香港だからなのか元々もそうなのかは不明。
秋生哥はゲイコミュニティの運動を法律面からサポートする弁護士の友人役。

日本では「ノーマル・ハート」の題名で95年に上演。
主催・風車草劇團